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基本操作 : Revit

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Revit: ファミリ窓について

窓のファイミリは、結構厄介だけど、よく使う。使用は、新規で窓を挿入する場合と、改築で既存の窓を表現する場合がある。この2パターンとも、サイズの変更と窓のタイプの変更を求められるケースが、考えられる。

[ ファミリ制作に考慮しなくてはいけないこと ]
サイズが予測できない、窓数が予測できない、窓タイプの組合せが予測できない、縦並びと横並びが考えられる、オープニングがあるものがる、右と左の開閉があるものがる、Flip Controlの使用... more と窓のファミリには、考えなくてはいけないことがあり、わがままだ。


- 窓数ごとに1つ1つのセットを作る(ex. 2Fix win.rfa, 3Fix win.rfa 等)

利点:サイズの変更に、柔軟。
弱点:窓タイプの組合せは、いちいち作らなければならない。

複合タイプの窓に出くわしたときは、いちいち作成する。

[ 扉と窓が複合したタイプに出会ったらどうする? ]
扉の上に窓があるタイプ: 扉のファミリに窓をネストしたファミリを作成
扉の横に窓があるタイプ: プロジェクト上で、隣り合わせに挿入する(ネストファミリで作らない)

[ 開閉シンボル ]
Annotate > Symbolic Line を使う。作業面のみの、ラインがプロジェクトで表示される。

[ ドア窓ハンドル制作 ]
テンプレートは、Metric Generic Model Face based.rft を使う!

[ サブカテゴリ忘れずに! ]
窓枠、パネル、ガラスなど
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Revit: ファミリーネスト化: ファミリの共有 (Nested Family)

You can nest (insert) families within other families to create new families that contain the combined family geometry.
ファミリーの中に、別のファミリーを挿入できる。小物の使いまわしや、制作時間の短縮ができる。
また、Detail components, Symbols, Model lines なども挿入できる。

[ ネスト化する手順 ]
簡単で、ただ単に、ホスト側からだったら、 Insert もしくは Component から読み込む。ネスト側からだったら、Load into project でプロジェクトに、エクスポートする。


[ ネスト化シェアの手順 ]
1.ネストするファミリをシェアに設定
ネストするファミリを開け、Home tab > Family category & Parameters > Shared にチェックを入れる。

2.ホストを開く。ネストファミリを開き、Load into Project (プロジェクトでなくファミリだが)でエクスポートし、ホストファミリが開くので、設置したい位置に挿入。

[ 気をつけること ]
- ネストファミリをPurgeして、きれいにしておくこと。(無駄なデータを省く)
- スケジュールに反映させたい、個別窓や部材がある場合、Sharedにするのを忘れないこと

Revit: ファミリー設計

[ ファミリ単語 ]

Component : 1.構成、2.部品
Parametric Components = Family (Parametric: 3.要素、要因)

Reference Plane: 無限の線。ジオメトリ作成のガイドとパラメータの抑制に使う。
Reference Line: 線に始点と終点がある。
Control Tool: オブジェクトをプロジェクト上で、反転、回転させたいときのコントロール。Origin を中心に、反転または、回転をする。1度に2つ以上のオブジェクトを影響させられる。どのView にも影響できる。

Origin: オブジェクトの0地点。プロジェクトに挿入したときに、オブジェクトがスナップされるところ。

[ ファミリ設計 ]

ファミリを作成するのに、まず計画が重要。大事なことを、箇条書きにまとめる。

- どのサイズをコントロールするのが、必要か?
- RPのトリガー方法。TypeかInstanceなのか。
- 見えるオブジェクト、見えないオブジェクトの設定。ネストオブジェクトが、必要か?
- シンボルを作成するか?
- どこを Origin のポイントにするか?
- どれだけ、作りこみをするか?
- どんなマテリアルを適用させるか?

[ ファミリ制作の流れ ]


1.適切なテンプレートの選定
2.Origin (既存のRP Center Left/Right, Front/Back)をピン留めする。
3.RPの作成とパラメータの設置
4.ジオメトリの作成
5.サブカテゴリの割当て
6.マテリアルの適応
7.Shared にするか

動作確認のテストを行う

[ サブカテゴリ ]
ファミリのテンプレートによって、線の太さ、線の色、線種パターン、マテリアルの割当てが、可能になる。Manage > Object Style から、各詳細設定ができる。

[ 注意点 ]
- ファミリで作成したマテリアル名と、プロジェクトのマテリアル名が同じ場合、コンフリクトが起きて、プロジェクトのマテリアルが優先されて、ファミリで作成したマテリアルは反映されない。

[ 最終チェック ]

- Shared にするか、しないか
- サブカテゴリ登録したか
- Purgeしたか

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